施設探しを始めたきっかけ
母が亡くなり、父は一人暮らしになりました。認知症のある父の介護を、離れて暮らす私が一人で担うのはとても大変な状況でした。それと、それまではショートステイを利用していたのですが、費用がかさんでしまうため、父の年金の範囲内で利用できる施設を探し始めました。
入居決断時の葛藤・罪悪感
私一人で介護を続けるのは大変でしたし、特に夏場は熱中症のリスクなどを考えると、誰かが見守ってくれる環境の方が父にとっても安心だと思っていました。父本人も、ショートステイ先での生活を「ここがいい」と気に入っていたので、施設に入れることへの葛藤や罪悪感というよりは、「父が安心して暮らせる場所を見つけたい」という気持ちの方が大きかったです。