過干渉にならない、ほど良い距離感の連絡体制
この施設の一番良いところは、私たち家族の生活を尊重してくれる、その絶妙な距離感です。連絡は本当に必要な時に限られていて、過度な干渉が一切ありません。「今日は体調が優れないので、病院に連れて行ってもいいですか」といった緊急時や、重要な判断が必要な時にはきちんと電話をくれますが、それ以外で頻繁に連絡が来ることはありません。
以前は、仕事中に何度も着信があり対応に困ることもありましたが、今ではそうしたストレスからも解放されました。私たちの生活ペースを乱すことなく、それでいて必要な情報はしっかりと伝えてくれる。この「ほど良さ」が、私たちにとっては非常にありがたく、大きな安心感につながっています。
通院の負担を解消してくれた往診サービス
母の通院は、私たち家族にとって大きな負担の一つでした。以前は整形外科に通っていましたが、入居後は施設の提携医療機関による往診サービスをお願いできるようになり、これが本当に助かっています。風邪をひいたり、少し気分が悪くなったりといった日常的な体調不良であれば、施設内で対応が完結するのです。
以前、インフルエンザの疑いで病院に連れて行かなければならなかった時も、看護師の方が一人付き添ってくれました。休日の少ない人数体制の中でも、できる限りのサポートをしてくださる姿勢に、とても安心感を覚えました。通院のために仕事を休んだり、急な呼び出しに対応したりといったことがなくなり、心身ともに負担が大きく軽減されました。
入居者一人ひとりに合わせた、目配りの行き届いた見守り
私自身は施設の中の様子を頻繁に見るわけではありませんが、通院の付き添いなどで訪れた際に、スタッフの方々の丁寧な見守りの様子がうかがえます。例えば、認知症の症状がある方などを、ただ部屋に一人にしておくのではなく、ナースステーションのような職員の方々の目が届く場所にいてもらうように配慮している場面を見かけたことがあります。
言葉は悪いかもしれませんが、放置するのではなく、常に誰かの気配が感じられる場所で過ごせるように工夫されているのだと感じました。入居者一人ひとりの状態に合わせて、きめ細やかに対応を変えているのだろうなということが伝わってきて、ここなら母を安心して任せられると思いました。
自宅の雰囲気を持ち込める、個室の自由度の高さ
母の居室は個室で、ある程度のプライバシーが保たれています。特に良いと感じたのは、家具の持ち込みが比較的自由である点です。衣替えの際など、季節の服をまとめて運ぶのが大変だったのですが、施設の方から「タンスごと持ってきても大丈夫ですよ」と言っていただきました。
大げさな家具ではありませんが、ホームセンターで売っているようなプラスチック製の収納ケースなどを置くスペースも十分にあり、自宅で使っていたものをそのまま持ち込むことで、母も少しは落ち着けるのではないかと思います。画一的な部屋ではなく、本人の暮らしに合わせて環境を整えられるのは、とても良い点だと感じています。












