食事の時間が、日々の楽しみに変わった
一番良かったと感じているのは、やはり食事です。前の施設ではおかずが冷たく、母も寂しい思いをしていたようですが、はっぴーらいふ箕面さんでは施設内の厨房で手作りされた、温かい食事が毎日提供されます。「やっぱり温かいご飯は美味しいね」と母が嬉しそうに話してくれるのを聞くと、こちらまで嬉しくなります。
さらに、月に1度「ハッピーデイ」という特別な日があり、その日にはまるで会席料理のような、少し豪華な食事が振る舞われるんです。ブログでその日のメニューの写真が上がるたびに、「今日はご馳走だったんだな」と、私自身の楽しみにもなっています。食べることが好きな母にとって、食事が日々の大きな楽しみになっていること。それが何よりも嬉しい変化です。
遠くにいても安心。ブログとLINEが繋ぐ親子の絆
私は神奈川に住んでいるため、頻繁に母の元へ駆けつけることはできません。だからこそ、施設の「見える化」の取り組みには本当に助けられています。特に、こまめに更新されるブログの存在は、私にとって最大の安心材料です。
レクリエーションで楽しそうに笑う母の顔、季節の行事食、日々のリハビリの様子。写真を通して母の日常が手に取るようにわかるので、離れていても孤独を感じさせません。施設のスタッフさんが、いかに一人ひとりに寄り添ってくださっているかが伝わってきます。私はいつもブログをチェックしてコメントを書き込んでいるのですが、それがスタッフさんとのコミュニケーションにも繋がり、本当にありがたく思っています。
また、施設長さんと直接LINEでやりとりできるので、何か気になることがあっても、すぐに相談できるというのも心強いです。
追加料金なしで受けられる、リハビリと光熱費込みの料金体系
入居前に魅力に感じていたことの一つに、週3回ほど受けられる「ハッピーリハ」があります。これは施設独自の取り組みで、追加料金なしで、1回10分程度の歩行訓練や屈伸運動などのリハビリを受けられるというものです。
外部のサービスに頼むとどうしても費用がかさんでしまいますが、これが基本料金内で提供されるのは、経済的にも本当に助かります。体を動かす良い習慣が、母の健康維持に繋がっていると感じています。
また、これは入居してから気づいた嬉しいポイントなのですが、電気代が家賃に含まれている点も挙げられます。夏場の冷房や冬の暖房など、母が何も気にすることなく快適な室温で過ごせていると思うと、娘として安心できます。こうした細やかな配慮が、暮らし全体の満足度に繋がっているのだと思います。