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ロイヤルレジデンス上平公園
に62歳・男性・要介護2で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/05/01
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

62歳・ 男性
要介護2
症状なし
車椅子
糖尿病・インスリン、 脳梗塞・脳卒中・脳出血・くも膜下出血
自宅(同居)
姉の状況変化により在宅介護が困難になったこと
兄弟・姉妹

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2022/12 〜 2023/09
見学をした施設:7件

見学した施設

施設名見学/入居
イリーゼ川口宮町見学
ホームステーションらいふ川口元郷見学
ふるさとホーム八潮見学
ニチイケアセンター流山見学
ふるさとホーム桶川見学
ヒューマンサポート守谷見学
ロイヤルレジデンス上平公園入居

入居前に抱えていた問題

入居前の状況

60代の弟は、脳梗塞の後遺症で少し身体が不自由なんです。若年性の認知症というわけではないのですが、普段の生活にはやっぱりサポートが必要で。これまで10年近く、私が自宅で弟の面倒を見てきました。

施設探しを始めたきっかけ

そんな生活が長く続いていたのですが、ちょっと私自身の状況が変わってしまって、どうしても家での介護を続けるのが難しくなってしまったんです。それが、本格的に施設への入居を考え始めた、直接のきっかけですね。

入居決断時の葛藤・罪悪感

施設に入れること自体に、すごく強い抵抗があったわけではないんです。ただ、私や兄の生活だって大切ですし、正直なところ、「順番が逆じゃないかなぁ」なんて複雑な気持ちもありましたね。でも、病気って年齢を選んでくれませんから、もう、置かれた状況で一番良い方法を探すしかないなって。 一番考えたのは、弟の性格のことです。まだ若いですし、認知症がない分、自分の意思とか「こうしたい」っていうのがはっきりしてるんです。だから、「こうしてほしい」「ああしてほしい」っていうリクエストも多くて。それは家で見ていた時も感じていたので、施設に入ってもらうにしても、弟に合う場所を見つけるのは簡単じゃないだろうな、と思っていました。それでも、脳梗塞の後遺症と向き合っている本人の葛藤を思うと、少しでも環境の良い、本人の希望に近い場所を探してあげたいなって、そういう覚悟を決めて施設探しを始めました。

見学時の施設に対する不安

いやぁ、施設選びは本当に大変でした。弟の希望をできるだけ叶えつつ、費用とのバランスも考えないといけないですしね。条件が良いからといって、必ずしも満足できるケアが受けられるわけでもないんだなっていうのも、見学する中で感じました。結局、10軒以上の施設を自分の足で回りましたよ。 見学していて気になったのは、やっぱりスタッフさんの状況ですね。ニュースなんかでも人手が足りないって聞きますし、「スタッフさん、少ないのかな?」「ちゃんと定着してるのかな?」なんて不安もありました。介護する側の苦労とか大変さっていうのは、私も家で介護していたから、分かっているつもりなんですけど、やっぱり新しいスタッフさんが施設のやり方に慣れるまでは時間がかかりますよね。弟みたいに、自分の意思をはっきり言うタイプだと、悪気はなくても文句みたいに聞こえちゃって、理解してもらうのに時間がかかるかも…なんて心配もあって。

入居後の変化

入居後の変化

弟自身は、今のところ大きな変化はありません。他の入居者の方と積極的に交流することはまだ難しいようで、自分の部屋でパソコンを触って過ごすことが多いです。施設が企画してくれるレクリエーションにも参加はしていませんが、無理強いされることなく、本人のペースで穏やかに過ごせているようです。施設の方々も、そんな弟にこまめに声かけをして気にかけてくださっています。 一方で私にとっては、大きな心の変化がありました。何よりも、専門家であるスタッフの皆さんに弟を見てもらえるという、精神的な安心感が生まれたことです。特に、何かあっても施設長さんがしっかりとフォローしてくださるという信頼感は大きいです。また、24時間の医療連携が整っていること、そして何かあればすぐに駆けつけられる距離に施設があることも、日々の心配を軽くしてくれています。

見学時の不安は解消したか

でも、今の施設を見学させてもらって、そして入居してからも感じているのは、施設長さんが「何か困ったことがあったら、私に言ってください」って、弟にも私にも言ってくださって、すごくしっかりフォローしてくださるんです。その姿勢を見て、「ここなら大丈夫かもしれない」って、大きな安心感を覚えましたね。

ロイヤルレジデンス上平公園を選んだ理由

施設長やスタッフの親身な対応とフォロー体制

やっぱり一番の決め手は「人」ですね。特に施設長さんが、何か問題があった時に「私に言ってください」と、弟にも私にもはっきり言ってくださって、責任をもって対応してくださる姿勢を見せてくれたのが大きかったです。弟は自分の考えをはっきり言うし、ちょっとせっかちなところもあるので、スタッフの方との間で誤解が生じたり、意図せず文句のように聞こえてしまうこともあるかもしれないんです。でも、施設長さんが間に入って調整してくれたり、スタッフの方々も弟の性格を分かろうと根気強く関わってくれたりしているのを感じます。弟が部屋にこもりがちな時も、ちゃんと声かけをしてくれたり、挨拶をしてくれたり、気にかけてくれているのが分かります。薬のことなどで弟がお医者さんと意見が合わない時も、間に入ってコミュニケーションを取ろうとしてくれるんです。そういう細やかな対応やフォロー体制があるからこそ、弟の性格を考えると、ここなら…と思えました。スタッフの皆さんには本当に感謝していますね。

24時間対応可能な医療連携

弟には脳梗塞の後遺症があって、持病の管理も必要なので、医療面でのサポートはとても重要でした。この施設は、24時間看護師さんがいてくれて、何かあればすぐにお医者さんと連携を取ってくれる体制が整っているんです。これは本当に心強いポイントでした。弟自身、体調の変化にちょっと敏感なところがあるので、「心配なことがあったらすぐに相談できる」っていう環境は、本人の安心にも繋がっていると思います。実際に、必要があれば往診もしてもらえますし、薬の相談なんかもできるので、医療面での不安はかなり軽くなりました。費用はかかりますけど、この安心感には代えられないなと思っています。

個室でのインターネット利用・Wi-Fi環境

弟は部屋でパソコンを使う時間が長いので、Wi-Fi環境があるかどうかは、施設を探す上で結構重要なポイントでした。Wi-Fi設備がある施設自体、まだそんなに多くない中で、ここは個室でのインターネット利用に配慮してくれている点は、本当にありがたかったです。正直なところ、まだ接続が不安定だったりして、弟も片手での操作は大変みたいですし、私が手伝いに行かないといけない部分もあるんですが…。それでも、施設側も弟がパソコンを使いたいっていう希望は分かってくれているみたいなので、利用できる環境があること自体が決め手の一つになりました。今後、もう少し環境が安定してくれると、もっと嬉しいな、と期待しているところです。

本人のペースを尊重してくれる、自由な雰囲気

色々なレクリエーションを企画してくださっているみたいなんですけど、弟は他の入居者の方と年齢が離れていることもあってか、あまり参加したがらないタイプなんです。基本的には自分の部屋でパソコンを触っていることが多いみたいですね。でも、この施設では、レクへの参加を無理強いされることがないんです。参加したい人は楽しんで、部屋で過ごしたい人は自分のペースで過ごせる、そういう自由な雰囲気が、弟には合っているのかなと思います。他の入居者の方との交流が苦手でも、自分の時間を大切にできる、肩身の狭い思いをせずにいられるのは、ありがたいですね。

自宅からの近さと面会時間の柔軟性

10軒以上見て回った結果、最終的には「家から近いこと」「面会に行きやすいこと」も、やっぱり大きな決め手になりました。何かあった時にすぐに駆けつけられる距離っていうのは大事だなと。この施設は、面会も「24時間OK」って言ってくれていて、もちろん夜中に行くわけじゃないですけど、朝早くとか、仕事帰りのちょっと遅めの時間でも顔を出せるのは、すごく助かっています。弟のパソコンの設定を手伝いに行ったり、細々した用事を頼まれたりすることも結構あるので、気軽に行き来できる距離と、時間の融通が利く点は、実際に暮らし始めてみて、改めて良かったなぁと感じています。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

改善点

全体的には本当に良くしてもらっているなと思っていますが、もし、これからもっと良くなるなら…と思うのは、やっぱり弟が気にしているWi-Fi環境の安定性ですかね。インターネット環境はこれからますます重要になるでしょうし、もっとスムーズに使えるようになると、弟も部屋での時間をより快適に過ごせるんじゃないかなと思います。 あとは、入居したての頃に弟が「ナースコールを押してもなかなか来てくれない」って不満を言っていた時期があったので、もしかしたら時間帯によってはまだ人手が足りないのかな?と感じる瞬間があるのかもしれません。最近はそういう声は聞かなくなりましたが、スタッフの皆さんがもっと余裕をもってケアにあたれるように、体制がさらに充実していくと、もっともっと良い施設になるんじゃないかな、なんて期待しています。 そして、これは施設へのお願いというより願望ですが、弟がもう少し他の入居者の方と話したり、気が向いたらレクリエーションに顔を出したりする気になってくれるといいな、なんて思ったりもします。難しいとは思いますけどね。
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対象
ロイヤルレジデンス上平公園の写真
ロイヤルレジデンス上平公園
介護付き有料老人ホーム
標準
プラン
月額16万円
(入居金21万円〜)
入居金0
プラン
-
空室や料金、入居条件を確認したい方は

取材して

約10年間の在宅介護の末、ご自身の状況が変わり、60代という比較的お若い弟さんを施設に入居させる決断をされたお姉さま。お話からは、弟さんへの深い愛情はもちろん、介護に対する真摯な姿勢、そして施設選びで悩み抜かれたご苦労がひしひしと伝わってきました。「施設に入れることに強い抵抗はなかった」と話しながらも、弟さんの性格やご希望をできる限り尊重したいという思いと、現実的な制約との間で葛藤された様子がうかがえます。 現在の施設に対しては、特に施設長さんをはじめとするスタッフの方々の親身な対応や、24時間の医療連携体制に大きな安心感を感じていらっしゃるとのこと。Wi-Fi環境があることや、レクリエーション参加が自由である点も、弟さんの性格やライフスタイルに合っていると感じていらっしゃるようです。ただ一方で、Wi-Fiの安定性や、弟さんならではのコミュニケーションの難しさといった、現在進行形の課題についても率直にお話しくださいました。施設での生活が、必ずしも全て順風満帆というわけではない、という現実もあるようです。 それでも、「総合的にはよくやってくださっているなぁって、感謝しています」と語られた言葉には、弟さんを安心して任せられる場所を見つけられたことへの安堵感が深く感じられました。このリアルな体験談が、ご本人やご家族の状況、お人柄なども含めて、多様化する施設選びにおいて、一つの参考になればと願っています。
取材日:2025/05/01
執筆者:岸川京子

入居した施設について

2.8

ロイヤルレジデンス上平公園

介護付き有料老人ホーム
埼玉県上尾市上尾村
上尾駅から 徒歩26分
標準プラン
月額 /16万円
入居金 /21万円
入居金ゼロ
プラン
-
ロイヤルレジデンス上平公園の外観の写真
ロイヤルレジデンス上平公園の居室内設備の写真
ロイヤルレジデンス上平公園の屋内共用部の写真
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ロイヤルレジデンス上平公園

こちらは 埼玉県上尾市 の地域密着型の施設です。
ご入居予定の方の住民票の住所は 埼玉県上尾市 ですか?

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