手厚い医療体制と安心感
「こころの蔵 くれよんあいのや」を選んで本当に良かったと感じている理由の一つは、医療対応の手厚さです。母が脳梗塞の疑いで、口から食事がこぼれてしまうことがあったのですが、施設の方が早く気づいて病院に連れて行ってくれたおかげで、大事に至らずに済みました。これは、日頃から入居者の様子をしっかりと見てくれている証拠だと思います。母が危険な状態に陥る前に対応してくれたことに、心から感謝しています。また、施設の横には病院があり、状況によっては、そこへ連れて行ってもらうことも可能です。
そして、何より安心なのは、最期まで看取りまで対応してもらえる点です。母の状態が徐々に悪化していく中で、点滴が必要になったとしても、施設内で訪問看護を呼んで対応できるとのこと。医師が「入院が必要」と判断するまでは、住み慣れた場所で過ごさせてあげられるのは、家族として本当にありがたいことです。母をできる限り穏やかに見送ってあげたいという願いが、この施設でなら叶えられると感じました。他だと、すぐに転居しなくてはいけないケースもあるので、この点は非常に重要な決め手となりました。
柔軟なデイサービス選択と充実した生活
父と母は要介護度が異なり、二人を同じ施設に入れることは難しいと諦めかけていました。母は要介護5で寝たきりの状態、父は要介護2でまだ頭が元気でした。特養では、二人一緒に入居できるところがほとんどなく、仮に別の建物になったとしても、費用が高額になるばかりでした。「どうすれば二人一緒に、それぞれのペースで過ごせる場所を見つけられるのだろう」と頭を抱えていた時期もありました。
「こころの蔵 くれよんあいのや」には、2種類のデイサービスが併設されているのが非常に助かりました。母のような重度の方が利用できる施設内のデイサービスと、父のような比較的元気な方が利用できる型のデイサービス。これが両方揃っていたおかげで、それぞれに合った活動に参加でき、毎日を飽きずに過ごせる環境が提供されています。特に、父は頭が元気なので、重度の方ばかりのデイサービスでは物足りなかったでしょうから、この選択肢があったことは大きかったです。父と母がそれぞれの場所で笑顔で過ごせていると聞き、胸が熱くなりました。他の地域を含め、多くの施設を見学しましたが、ここまで柔軟に対応できる施設はなかなかありませんでした。
災害リスクの低い立地と費用面の安心
施設の立地も、選んだ大きな理由の一つです。以前住んでいた深谷の施設は川の近くにあり、洪水警報レベル4が出た際に、非常に不安な思いをしました。土地の安い場所にある施設は川の近くが多いと聞いていたので、心配だったんです。しかし、「こころの蔵 くれよんあいのや」は、周りに大きな川がなく、水害の心配が少ない場所にあります。これは、今後も安心して預けられると感じた大きなポイントです。災害のニュースを見るたびに、この安心感はかけがえのないものだと感じています。
また、費用が安い点も魅力でした。両親二人で入居して、月々40万円程度。この費用で、これだけの医療体制と充実したデイサービス、そして安心して暮らせる環境が提供されているのは、非常にコストパフォーマンスが高いと感じています。私たち家族にとって、費用の面も継続して預ける上で重要な要素でした。費用の心配が少ないことで、私たち自身の生活にもゆとりが生まれました。