入居前の状況
もともと父は母と二人で暮らしており、主に母が介護を担っていました。ですが、だんだんと母一人での介護が難しくなってきて…。ケアマネージャーさんにも相談して、自宅近くの施設を探していただいていたのですが、なかなか空きが見つからない状況でした。父も少しずつ動くのが大変になってきている様子だったので、どうしようかと困っていました。
施設探しを始めたきっかけ
母の負担も限界に近かったですし、近隣の施設にもなかなか入れず、本当に急いで探さなければならない状況でした。ケアマネージャーさん経由でも見つからなかったので、最後の頼みの綱という思いでお電話させていただきました。
入居決断時の葛藤・罪悪感
正直なところ、当時は葛藤や不安を感じる余裕もなかったかもしれません。とにかく父を受け入れてくれる施設を、と必死でした。ご紹介いただいた施設が引き受けてくださるということだったので、もうお願いするしかない、という気持ちでした。
見学時の施設に対する不安
当時はコロナ禍の真っ只中で、感染対策のため施設の中を見学することが一切できませんでした。父はショートステイを利用していたのですが、そこへ施設の方が直接迎えに来てくださって、そのまま入居という形でした。私たちは荷物を運ぶだけで、中の様子を全く見ることができなかったので、「どんな環境なのだろう」「父は大丈夫だろうか」という不安は正直ありました。