パーキンソン病に特化した専門的なケア体制
母が患っているレビー小体型認知症とパーキンソン症状への対応が可能なことは、施設選びの絶対条件でした。この施設は「パーキンソン専門」を掲げているだけあり、その分野に特化した安心感があります。何より心強いのは、脳神経内科の専門医が定期的に往診に来てくださることです。一般的な内科の先生だけでなく、専門の先生に診ていただけるのは、他の施設にはなかなかない大きなメリットだと思います。
病気に関する相談がしやすく、スタッフの方々との話もスムーズに進むので、安心して母を任せることができています。
ホテル事業で培われた質の高いスタッフの対応
この施設を運営している会社は、もともと「スーパーホテル」というホテル事業を展開されています。その影響か、スタッフの方々の対応に、ホテルで受けるような丁寧さを感じることがあります。接客に関する社内教育がしっかりと行き届いているような印象で、家族として訪問した際も気持ちよく過ごすことができます。
介護のスキルはもちろんですが、こうしたコミュニケーションの部分での質の高さも、施設の信頼につながる大切な要素だと感じています。
毎日実施されるリハビリと「天然温泉」の楽しみ
母の身体機能を維持するために欠かせないリハビリが、日々のカリキュラムとして毎日組み込まれている点も良かったです。
さらに、系列のホテルと同様に「天然温泉」を各施設に運んできているのもユニークな点です。単なる入浴ではなく、温泉を楽しめるというのは入居者にとっても大きな楽しみになります。リハビリで体を動かし、温泉でリラックスできるという、生活の質を維持するための工夫が随所に感じられました。
自宅から近く、いつでも顔を見に行ける距離感
私にとって、施設選びで最も重視したことの一つが「自宅からの距離」でした。関西に住んでいるので、同じく通いやすい範囲で探すのが大前提でした。施設に入ったからといって任せきりにするのではなく、定期的に訪問して母の顔を見たいと思っていましたから。
この施設は自宅からアクセスしやすく、自分の都合に合わせて面会に行けるのがありがたいです。施設の開いている時間である9時から18時であれば基本的にいつでも自由に面会できるので、気軽に立ち寄れる安心感があります。