まるで特別なお客様のように。職員の方々の心温まるおもてなし
この施設を選んでよかったと心から感じる理由の一つ目は、職員の方々の心温まる対応、そして父をまるで特別なお客様のようにもてなしてくださるその姿勢です。
入居当初、父が新しい環境に戸惑い、「どうして家に帰れないんだ」と抵抗を見せたときも、職員の方々は父の言葉に真摯に耳を傾け、本当に丁寧に、根気強く対応してくださいました。決して流れ作業のような扱いはせず、一人ひとりの入居者さんを大切なお客様として尊重してくださるその姿勢は、入居から3年経った今も全く変わりません。
この変わらぬ質の高いケアと、父が精神的に安定して過ごせる心遣いが、私たち家族にとって何よりの安心材料です。「ここなら大丈夫だ」と心から思えるのは、職員の方々の存在が大きいと感じています。その丁寧な関わりのおかげで、父はまるでホテルで暮らしているかのような心地よさを感じているようで、当初の不安も和らぎ、穏やかな日常へと繋がっているのだと思います。
毎日を彩る多彩なレクリエーションと季節の催し
父は出された食事はいつも完食していると聞いており、栄養バランスの取れた美味しい食事を提供していただけるのは、本当にありがたいです。
それに加えて、午前と午後のティータイム、食事の前後の体操、DVD鑑賞会など、様々なレクリエーションが用意されています。これらは無理強いすることなく、本人の意思で自由に参加できる雰囲気がとても良いと感じています。父は自分のペースで参加しているようですが、そういった「楽しみ」が日常にあることは、生活の質を高めてくれていると感じます。
時には、ボランティアの方による演奏会や、プロの演奏家を招いた本格的な音楽イベントなど、一部有料となる催しもありますが、興味があれば参加できるのも魅力です。父も興味があるときには「行ってみようかな」と、時々楽しんでいるようです。
お任せできる安心感、 充実の医療連携サポート体制
月に2回、往診の先生がいらっしゃいますし、月に1~2回、歯科の先生にも診ていただけます。薬の処方も往診の先生が責任を持って行ってくださいます。
以前、父が突発的に皮膚のトラブルを起こした際には、職員の方が迅速に皮膚科へ連れて行ってくださったこともありました。もちろん、こうした通院の付き添いは有料になることもありますが、私たちが仕事などでどうしても対応できない時に、施設側で柔軟に対応していただけるのは本当に助かっています。「すっかりお任せしています」というのが正直な気持ちで、この医療連携への信頼感が、日々の安心に繋がっています。
父との大切な時間を育む、面会しやすい環境
自宅から施設が近いという物理的な利点もありますが、それ以上に、父と直接会ってコミュニケーションを取る時間を大切にできる点が大きいです。私たちは週に一度は面会に行き、父を連れ出して一緒に近くの公園を散歩したり、ゆっくりと会話を交わしたりしています。
事前に施設へ連絡をしておけば、外出の際もスムーズに対応していただけますし、コロナ禍で一時期は面会に様々な制限がありましたが、現在は状況も落ち着き、父の部屋を訪問することも可能になりました。このように、父との繋がりを身近に感じられ、お互いの顔を見ながら大切な時間を育める環境が整っていることは、この施設を選んで本当に良かったと思う点の一つです。