各階にステーションがあり、すぐに対応してもらえる安心感
各フロアにはナースステーションのようなスタッフの方が常駐しているスペースがあり、そこへ行くと必ず誰かがいてくださるのが見えました。その周りでは入居者さんが談笑していたり、車椅子で過ごされていたりと、スタッフさんがすぐそばで見守り、必要なケアをしている様子が日常的に感じられ、それが「目に見える介護」として、とても温かい雰囲気を作っていました。私たち家族にとって、何かあった時にすぐに声をかけられる安心感はもちろん、入居している父や他の皆さんにとっても、気軽に声をかけたり相談したりできる場があるという安心感が大きかったと思います。
活気があり頼れるスタッフと、明るく清潔な施設
いつ施設を訪れても、スタッフの方々が忙しそうに、でも一生懸命にケアにあたっている姿が印象的でした。
施設内では男性の介護スタッフさんも何人かお見かけし、車椅子の移乗や福祉用具の調整など、力が必要な場面でもテキパキと作業されていて頼りになりました。施設全体が明るく清潔で、入居者の方々もリビングで談笑されたり、歩行訓練をされたりしていて、とても生活感があり活気が感じられました。そうした日常の光景から、施設全体の温かい雰囲気が伝わってきました。
家族への連絡や情報共有が丁寧で、日々の様子がよく分かった
父が入院した際には、施設のスタッフさんから「お加減いかがですか」「声だけでも聞かせてください」と病院に電話をくださるなど、常に気にかけていただいていることが伝わってきました。また、毎月請求書だけでなく、施設でのイベントの様子や父の日常を伝えるお便りも届き、写真が添えられていることもありました。定期的な三者面談もあり、ケアプランの相談など、細やかに情報共有していただけたので、安心して父を任せることができました。
日々の生活に合わせた細やかな工夫と配慮
スタッフの方々は、父が過ごしやすいようにお部屋の環境にも気を配ってくださっていました。私たちが引っ越しの際に適当に並べただけの物も、後日訪れると、父が使いやすいように、そしてスタッフさん自身もケアしやすいようにと、考えて工夫して配置し直してくれていたのです。「なるほど、こうすればいいのか」と感心するような細やかな配慮が随所に見られ、本当にありがたかったです。