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サービス付き高齢者向け住宅ここいち永国
に83歳・女性・要介護3で入居していた方へのインタビュー

取材日:2025/06/19
執筆者:岸川京子

入居者プロフィール

83歳・ 女性
要介護3
物忘れ
車椅子
症状なし
病院に入院している
病院からの退院にあたり、一人暮らしの継続が困難になったこと
実の父母

見学/入居情報

施設探しをしていた時期:2024/11 〜 2025/01
見学をした施設:6件

見学した施設

施設名見学/入居
プラザマアム見学
笑福長屋見学
ふるさとホーム土浦見学
ご長寿くらぶ牛久城中Ⅱ見学
グランヒルズ阿見見学
サービス付き高齢者向け住宅ここいち永国入居

入居前に抱えていた問題

施設探しを始めたきっかけ

もともと母は一人で暮らしていました。しかしある日、熱中症で倒れてしまい、救急搬送されたのです。検査の結果、脳梗塞も見つかり、そのまま入院することになりました。 幸い命に別状はなかったものの、足が不自由になり、退院しても以前のように一人で生活するのは難しい状態でした。これが、施設探しを始める直接のきっかけです。

入居決断時の葛藤・罪悪感

母自身はそのことをよく分かっていたようで、「もう一人暮らしは無理だ」と、施設に入ることに特に抵抗はありませんでした。 むしろ、葛藤があったのは私のほうでした。施設に入れば、これまでのように自由に外出したり、泊まりに来てもらったりすることができなくなる。本人の行動を制限してしまうようで、「かわいそうだな」という気持ちが常にありました。

見学時の施設に対する不安

施設探しを始めたものの、退院までには1ヶ月弱しか時間がありません。その上、母自身が「早く病院を出たい」と言っていたので、気持ちは焦るばかりでした。 いざ探し始めると、コロナ禍の影響で面会や外出の制限が厳しい施設が多く、また、良いなと思ったところは満床で入れない。本当に選択肢が限られている中での、苦しい決断だったのを覚えています。

入居後の変化

入居後の変化

入居してからの母は、とても穏やかに過ごせているようです。 日中は施設に併設されているデイサービスに行き、他の入居者の方と過ごし、それ以外の時間は自分の部屋でゆっくりしています。デイサービスが同じ建物の中にあるので、移動の負担が少ないのも安心できるポイントです。 スタッフの皆さんにも特に不満はないようで、「よくやってもらっている」と話しています。食事については、食堂で提供されるものをいただいていますが、感想を聞くと「文句は言えないという感じかな」と、母らしい少し辛口な答えが返ってきます(笑)。特別好みに合うというわけではないようですが、食べられないほどではない、というところのようです。 何より、私たち家族にとって一番大きな変化は、心の平穏が得られたことです。自宅での一人暮らしでは、常に転倒や急な体調変化のリスクと隣り合わせでした。今は専門のスタッフの方々が24時間見守ってくれる環境で、万が一の事故の心配もなく、母は安全に暮らせている。それが何より一番大切なことだと実感しています。

見学時の不安は解消したか

最終的に今の施設に決めたのは、正直なところ「空いていたから」という理由も大きいのですが、見学した際に、面会や外出の自由度が高かったこと、そして金額面で折り合いがついたことが大きな決め手になりました。

サービス付き高齢者向け住宅ここいち永国を選んだ理由

気持ちよく過ごせる、清潔で綺麗な環境

細かいことのようですが、施設全体がとても綺麗なことは、入居してみて改めて「良かったな」と感じる点です。 見学の時に感じた清潔な印象は、入居してからも変わりません。母が多くの時間を過ごす場所ですから、やはり綺麗で気持ちの良い環境であることは、本人の精神的な安定にとっても非常に重要だと思います。 毎日お世話になるスタッフの方々の対応も丁寧で、母も特に不満を口にすることはありません。私たち家族が面会に行った際にも、いつも気持ちよく迎えてくださいます。こうした基本的な部分がしっかりしているからこそ、安心して母を任せられるのだと感じています。

家族との繋がりを絶やさない、柔軟な面会・外出対応

施設探しをしている時、私が一番懸念していたのが「施設に入ると、家族と自由に会えなくなるのではないか」ということでした。しかし、この施設では、その心配は全くありませんでした。 面会時間の制限は特になく、事前に一本連絡を入れれば、「お待ちしています」という形でいつでも温かく迎えてくれます。 また、家族が付き添えば外出も可能です。もちろん、母の体調次第ではありますが、選択肢があるというだけで、気持ちがずいぶん楽になります。「施設に入れたから、もうどこにも連れて行ってあげられない」と諦めなくていい。この自由度の高さは、私たち家族にとって本当にありがたいです。

付き添いの負担を解消。施設内で完結する医療と生活サービス

母の身体状況を考えると、定期的な通院は欠かせません。もし自宅で介護を続けていたら、その度に私が仕事を調整して病院に付き添う必要がありました。この施設を選んで良かったと心から思うのは、そうした負担が一切ないことです。 内科の訪問診療はもちろん、歯医者さん、さらにはヘアカットまで、すべて専門の方が施設の中に来てサービスを提供してくださいます。母にとっては移動の負担がなく、私たち家族にとっては付き添いのための時間的・精神的な負担がなくなった。これは本当に大きなメリットです。生活に必要なことが施設内で完結する利便性が、家族の暮らしも支えてくれていると感じます。

施設に対しての改善点や入居後のギャップ

改善点

全体的には満足していますが、しいて言うなら、リハビリの機会が少ないことです。 見学した施設の中には、理学療法士さんではなくても、ヘルパーさんが主体となって簡単なリハビリを行っているところもありました。今の施設は、デイサービスはあっても専門的なリハビリはないので、もう少し歩く訓練などができたら、本人の機能維持に繋がったかもしれない、と思うことはあります。 もちろん、リハビリ専門の療養型施設とは役割が違いますし、そういった施設はまた費用も変わってくるので、仕方がない部分だとは理解しています。それでも、少しでも体を動かす機会があれば、という思いは正直なところありますね。
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理想の施設を追い求めるだけでなく、時間や予算、空き状況という現実的な制約の中で、「今、できる最善の選択」をされたリアルな体験談は、これから施設を探す多くの方にとって、何よりの道標になるのではないでしょうか。「リハビリがあればもっと良かった」という率直なご意見も含め、完璧ではないけれど、家族にとって「ここが一番」と思える場所を見つけるための、大切なヒントを沢山いただきました。施設選びとは、まさにこうした現実的な取捨選択の連続なのだと、改めて気づかされました。
取材日:2025/06/19
執筆者:岸川京子

入居した施設について

空室1室
3.2
2025/06/30更新

サービス付き高齢者向け住宅ここいち永国

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茨城県土浦市永国
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こちらは 茨城県土浦市 の地域密着型の施設です。
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