施設の雰囲気とスタッフの温かい対応
最終的にこの施設に決めた一番の理由は、見学した際の雰囲気の良さでした。当時、オープンしてまだ1年ほどしか経っておらず、建物が新しくてとても綺麗で明るい印象を受けたのです。新しい施設だったため、入居者さん同士の固定化されたグループなどもなく、母も自然に馴染めそうだと感じました。
何より、対応してくださった職員の方々がとても優しく、ここなら母を大切にみてくれるだろうという安心感がありました。実際、入居中も相談しやすく、ざっくばらんに色々な話ができました。他の施設も見学したのですが、規模が大きすぎて母には合わなそうな所や、職員の方々が常に忙しそうで落ち着かない印象の所もありました。その中で、母自身が「ここがいい」と気に入ってくれたのが決め手になりました。
柔軟な支払いプランと将来への安心感
施設を探し始めた当初は、もしかしたら母の状態が良くなって、また自宅に戻れる日が来るかもしれないという可能性も考えていました。そのため、入居時にまとまった金額を支払う一時金プランだけでなく、月々支払うプランが用意されていたのは非常に魅力的でした。もし途中で退去することになっても、賃貸住宅のように契約を終えられるというプランの選択は、私たちに合っていました。
暮らしの自由度の高さ
入居後の生活が、想像以上に自由だったことも良かった点です。施設によっては面会の回数や時間に制限があると聞いていましたが、ここはいつでも好きな時に顔を見に行くことができました。天気の良い日には一緒に外食や買い物に出かけることもでき、母の気分転換にもなっていたと思います。レクリエーションへの参加も強制されることなく、本人の意思を尊重してもらえたので、自分のペースを大切にする母にとっては過ごしやすい環境だったと感じています。
いざという時の迅速で手厚い対応
入居中に2度、転倒による骨折がありましたが、その際の施設の対応は本当に見事でした。連絡を受けると同時に救急車の手配は完了しており、私たちが病院に駆けつけるまでの間、スタッフの方がずっと付き添っていてくれました。もちろん怪我はないに越したことはありませんが、万が一の事態が起きた時に、これだけ迅速かつ手厚く対応していただけるという事実は、遠方で暮らす家族にとって何よりの安心につながりました。
最後まで寄り添ってくれる看取りケア
母の最期をこの施設で看取っていただけたことに、心から感謝しています。母が望んでいた「延命治療をしない」という意思を尊重し、病院からの退院と施設での看取りについて相談した際、本当に親身になって話を聞き、全面的に協力してくださいました。最期の時まで、母の尊厳を守り、穏やかに過ごせるよう丁寧に対応してくださったスタッフの皆さんには、感謝の言葉しかありません。