入居前はどのような状況でしたか?
父は一人暮らしで肺気腫を患っており、常に介護が必要な状態でした。退院後の生活を考えると、いつ何があるか分からないという不安を家族として常に抱えていました。日々の仕事もある中で、一人暮らしの父を支え続けることに限界を感じ始めていた時期でもあります。
施設探しを始めたきっかけは何ですか?
施設探しを始めた直接のきっかけは、父が肺気腫で入院したことでした。幸い命に別状はありませんでしたが、退院後の生活をどうするかという話になった際、もう一人で暮らすのは難しいだろうと。そこで、きちんと介護を受けられる場所を探すため、本格的に老人ホームの検討を始めました。
入居決断時に葛藤や罪悪感はありましたか?
父自身が自分の状況を理解し、施設への入居に全く抵抗がなかったため、幸いなことに私自身が大きな罪悪感や葛藤を感じることはありませんでした。むしろ、これからは専門のプロの方々にお任せできるのだという、安堵の気持ちのほうが大きかったように思います。
見学時、施設に対する不安はありましたか?
見学の際に一つだけ気になったのは、日中は基本的に共有のリビングなどで過ごし、自室には戻れないというルールでした。父は少し人見知りなところがあったので、集団生活にうまく馴染めるだろうか、一人で静かに過ごしたい時にどうするのだろうかと、少しだけ心配に感じたのを覚えています。