入居後の変化
つき乃ひるねに入居してからは、生活が大きく変わりました。以前の施設とは違い、つき乃ひるねにはキッチンが付いていたので、自分で自由に食事を作れるようになったのが本当に嬉しかったですね。自分の好きなものを、好きな時に作って食べられる。これだけでも、以前の施設のストレスから解放されたように感じました。
管理人さんとの交流も、私の日々の支えになっていました。毎朝9時には管理人さんが部屋に来てくださり、バイタルチェックをしてくれます。「今日は何をしますか?」「どこに行かれるんですか?」と丁寧に聞いてくださり、メモを取ってくださるんです。私の体調や行動を細やかに見守ってくださっていることが伝わり、とても安心できました。何かあった時にすぐに気づいてもらえるという安心感は、一人暮らしでは得られないものです。
また、他の入居者の方々との交流も、私の生活に彩りを与えてくれました。みんなで集まって何かをする、というような交流はあまりなかったのですが、特に印象に残っているのが、他の入居者さん達との交流です。特に仲良くしていた方が2人いたのですが、私によく手作りの天ぷらや精進揚げなど、美味しいものを作っては持ってきてくださいました。もう一人の方は、納豆スパゲッティやチャーハンなど、工夫を凝らした手料理を作ってくださり、お裾分けしてくださったんです。「こんな美味しいものがあるんだ!」と驚きと感動でいっぱいになり、毎日の食事がさらに楽しみになりました。
みんなで食卓を囲むわけではないけれど、お互いに手料理を分かち合う、そんな温かい交流があったんです。そういった日々の交流は、私の心に深く刻まれています。
見学時の不安は解消したか
見学時に特に不安はなく、建物内の衛生面・清潔感も問題ありませんでしたね。また、顧問の方と初めてお会いしたのですが、そのお人柄に本当に心を惹かれました。その懐の深さ、面倒見の良さには感銘を受けずにはいられませんでした。話しているうちに、すっかり顧問さんのファンになってしまって...。この方がいらっしゃる施設なら間違いない、と強く思いましたね。