キッチン付き居室のある施設は、文字通り居室内にキッチンが設置されているため、入居後も自由に料理を楽しむことができます。
介護施設では一般的には1日3食の食事の提供をしており、入居者の方からすると大変助かるサービスですが、自炊を続けたい、施設の食事もいいけどたまには自炊がしたいといった方にとっては、居室にキッチンがあると助かるのではないでしょうか。
また、施設に入居後に家族が宿泊する際などにも、居室内のキッチンを使い調理をすることができるため、お孫さんに料理をふるまうことができたりというのも1つのポイントです。
キッチン付き居室を用意している施設は、以下の施設種類が多い傾向にあります。
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)
有料老人ホーム
サ高住は、介護施設ではなく賃貸住宅という位置付けにある施設であるため、居室内にキッチンを設置している施設が多いです。また、サ高住の配食サービスの利用は自由であり、その日の気分に応じて自炊か配食サービスを利用するか選ぶことができるため、食事面に関しても自由度が高いと言えます。
有料老人ホームも一部の施設では居室内にキッチンを設置していることがあります。ただ、有料老人ホームのキッチン付き居室は、キッチンが設置されている分居室が広い傾向にあるため、居住費が高額になる恐れがあります。その点には注意が必要と言えるでしょう。