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多摩市褥瘡・床ずれの方を受け入れ可能な住宅型有料老人ホーム0

多摩市の介護施設の状況

入居時の一時金の平均値は430.1万円、月額料金の平均値は23.9万円となっており、非常に高いエリアに該当します。

掲載されている施設数では、介護付き有料老人ホームが多く、ついでグループホーム、特別養護老人ホームの順となっています。

多摩市の施設種別の費用相場
平均月額費用(施設件数)
介護付き有料老人ホーム
介護付き有料老人ホームの
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26万円(6)
住宅型有料老人ホーム
住宅型有料老人ホームの
解説はこちら
20.6万円(4)
グループホーム
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13万円(6)
サービス付き高齢者向け住宅
サービス付き高齢者向け住宅の
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18.6万円(3)
特別養護老人ホーム
特別養護老人ホームの
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- 万円(6)
その他施設
- 万円(3)

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住宅型有料老人ホームについて

住宅型有料老人ホームの施設概要

住宅型有料老人ホームは、介護ケアをそこまで必要としていない、自立した高齢者が利用できる共同生活用の施設です。比較的要介護度の低い方が入居することができ、さまざまな生活支援を受けることができます。民間企業が運営していることが多く、施設によってサービス内容は様々です。

また、住宅型有料老人ホームでは介護サービスは提供されていません。そのため、入浴・食事の介助や見守りといった介護や看護、リハビリなどの介護サービスを受けたい方は、外部の介護サービスを利用する必要があります。

住宅型有料老人ホームの費用

住宅型有料老人ホームの費用は、月額15万円~40万円ほどが相場です。

入居一時金は、入居時にかかる初期費用です。施設を利用する権利を取得するための費用であり、想定よりも早いタイミングで退去する場合は、入居一時金の一部が返還されるようになっています。

月額費用は、入居している間、毎月かかってくる費用です。入居している施設の賃料や食費、光熱費などが該当します。

住宅型有料老人ホームの対象者

住宅型有料老人ホームの対象者は法律などによって基準が定められているものではないため、受け入れ条件は各施設がそれぞれ個別に設定しています。

受け入れ条件は施設の設備の充実度や連携している関連施設などによっても変わってきます。

一般的には、「60~65歳以上」「自立~要介護5」を条件として設定していることが多いですが、入居希望者の身体状況や介護状況によっては60歳以下でも入居を可能としている施設もあります。

褥瘡・床ずれとは

褥瘡とは、身体のある部位が長時間圧迫されることが原因となり、その部位の血流が悪くなったり滞ることで、皮膚がただれたり傷ができてしまうことを言い、床ずれとも呼ばれます。

通常、寝返りや座りなおすなど体位を変えることで長時間の圧迫を避け、褥瘡になるのを防ぐことができますが、自分で体位変換ができない方は同じ部位が長時間圧迫されやすいため、褥瘡ができてしまいます。そのため、寝たきりであったり皮膚が弱っている高齢者に多く見られます。

また、褥瘡は圧迫されやすい部位にできやすいことから、褥瘡ができる部位はほとんど決まっており、仰向けの場合は肩甲骨や仙骨、かかと、横向きの場合は、肩や肘、腸骨、膝などにできることが多いです。

褥瘡の症状ですが、軽度の場合には皮膚の赤みや浮腫み、水膨れといった症状が見られ、重度の場合は化膿したり、壊死するケースもあります。

出典:一般社団法人日本褥瘡学会「褥瘡について

褥瘡・床ずれの方を介護する際のポイント

褥瘡の方を介護する際には、皮膚の乾燥・蒸れに気を付けることが重要になります。

褥瘡の処置において、皮膚の状態は非常に重要であり、皮膚が乾燥していても蒸れていても良い状態とは言えません。

皮膚が乾燥している場合は、皮膚のバリア機能が低下するため、摩擦や圧迫はもちろん、化学的、アレルギー的刺激を受けやすくなります。例えば、汗や尿・便などとの接触により、細菌やアレルゲンが体内に侵入するなどし、炎症を引き起こします。

そのため、乾燥が強い際には保湿剤を塗り、皮膚の乾燥を改善するようにしましょう。

また、皮膚が蒸れている場合も同様に皮膚のバリア機能や耐久性が低下するため、皮膚がふやけて白くなる浸軟状態になったり、ただれたりと、摩擦や圧迫などの刺激を受けやすくなってしまいます。特に、おむつ内などは蒸れやすい傾向にあるため、気に掛けるようにしましょう。

出典:国立障害者リハビリテーションセンター「自宅での褥瘡予防と発症時の対処法

褥瘡・床ずれの方を受け入れている施設を探す際のポイント

褥瘡に対応している施設を探す際には、看護師が常駐しているかどうかを確認するといいでしょう。

褥瘡がある場合には、皮膚への軟膏の塗布や褥瘡部分の洗浄、ガーゼの交換などの処置が必要になります。

軟膏の塗布に関しては、特定の条件を満たしていれば介護職員でも行うことができるのですが、褥瘡部分の洗浄やガーゼの交換に関しては介護職員では行うことができず、看護師が行うことができる医療処置という位置付けにあたります。

そのため、褥瘡に対応した医療処置を行うことができる看護師の配置がない施設だと、必要な褥瘡のケアを受けることができないため、生活していくのは難しいと言えます。

以上の理由から、看護師の常駐がある施設がおすすめですが、訪問看護が利用できる施設を探すのも1つの手です。

施設では医療体制が整っていなくても、施設に介護サービス事業所が併設されているケースがあり、その事業所で訪問看護が利用できる場合には、看護師が常駐している施設と同程度の医療行為を受けることが可能と言えます。

とはいえ、施設によってはある程度の医療体制が整っていても、受け入れに対応していないケースもあるため、施設に直接確認しておきましょう。

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