足立区には現在66件の脳梗塞・脳卒中・脳出血・くも膜下出血の方を受け入れ可能な老人ホーム・介護施設があり、そのうち23件の施設が空室となっています。また、足立区には現在168件の老人ホームがあり、そのうち30件の施設が空室となっています。
全国的にみた際の足立区の施設の入居費用はかなり高い状況で、高価格帯の施設が多く存在します。高価格帯の施設には、提供するサービス内容や方針にそれぞれの特徴があることが多く、どこが自分たちの希望に近いのか、詳しく比較しながら入居を決めていくことが大切です。
特に、ケアスル介護上で人気のある施設は「SOMPOケア そんぽの家S王子神谷」や「ふちえ明生苑」です。どちらも空室が限られているので、興味がある場合は早めに見学予約をした方が良いでしょう。
直近5年間でも新しい施設が数件できています。あまり多くはありませんが、新規施設の開設情報もチェックすると足立区で良い施設に出会える可能性を高めます。
ケアスル 介護では、今後オープン予定の施設情報も保有しています。新規施設情報をお知りになりたい場合は、ケアスルの相談員にお気軽にお問い合わせください。
足立区の要支援・要介護を合わせた認定者数は37,804人です。 うち、特に介護施設・老人ホームへの入居者が多い、要介護3〜5の認定者数は15,032人となっています。
65歳以上の高齢者人口は171,129人で、総人口の24.8%を締めています。 全国的に見た高齢化率は低いです。 全人口に占める、要支援者、要介護者の比率は5.5%です。
過去からの推移では高齢者、要介護者の人数は年々増加傾向にあります。 受け入れ可能な施設数も増えているものの、入居の難しさは変わっていません。
東京都内順位 | 全国 | |
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要支援・介護者数 | 2位/62地域 (非常に多い) | 2位/1511地域 (非常に多い) |
要支援・介護者比率 | 14位/62地域 (多い) | 995位/1511地域 (少ない) |
※順位はデータが取れた自治体のみを集計対象にしています
※データは、以下を元にケアスル 介護が集計しています
全国の人口・高齢者数:総務省「住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数」令和4年1月1日時点
要介護者・要支援者数:厚生労働省 「介護保険事業状況報告 月報」2022年9月度版
脳卒中とは、急性期の脳血管障害のことを指し、突発的に脳の血管が詰まったり、破れたりすることで引き起こされる病気の総称です。
脳卒中のうち、脳の血管が詰まり血が通らなくなることで脳の一部が死んでしまうものを脳梗塞、脳の内部にある血管からの出血により脳が壊されるものを脳出血、脳の表面にある血管から出血して脳表が血液でおおわれてしまう疾患をくも膜下出血と言います。
脳は場所によって担っている機能が違うことから、障害が発生した場所によって症状はさまざまです。例としては、意識障害や身体の麻痺、言語障害などが挙げられます。
身体の麻痺による運動機能については、発症から3~6か月までは顕著に回復、それ以降はあまり症状の変化が見られなくなり、言語障害などは発症から1年を経過してから徐々に改善される傾向にあります。このように症状によって改善される時期や傾向が異なります。
出典:厚生労働省「脳卒中に関する留意事項」
出典:公益社団法人 日本脳卒中協会「脳卒中の主な症状」
脳卒中が原因で介護が必要になった方を介護する際には、できる範囲は本人にやってもらう・うつ状態に注意するという2点が重要になります。
脳卒中の方を介護する際には、できる範囲は本人にやってもらうようにしましょう。
というのも、自力で生活動作を行うことで、運動機能の維持・回復といった効果が期待できるためです。
身体の麻痺という後遺症が見られる場合には、麻痺によって箸が持てない・着替えができないというように自立した生活が難しいケースが少なくありません。
本人に任せると時間がかかるといった理由からつい手を出してしまいがちですが、すべての生活動作に手を貸していると、本人の運動機能の維持・回復を妨げることになり、結果的に本人の身体状態に良くない影響を与えることになります。
多くの時間や忍耐が必要になるかもしれませんが、本人の身体状態のことも考慮し、本人にできそうなことは本人にやってもらいましょう。
脳卒中の方を介護する際には、本人がうつ状態にならないよう十分注意しましょう。
脳卒中という病気は、ある日急に身体の自由が利かなくなり、今まで通りの生活ができなくなってしまうことから、本人が感じる絶望や苛立ちといった負の感情は計り知れず、うつ状態になってしまう方も珍しくありません。
そのため、なるべく本人がうつ状態にならないようケアをすることが重要です。
本人の性格などにより効果的なケアは異なりますが、運動やレジャー活動が脳卒中後のうつの発生減少に効果的であるとされていることから、家に籠りきりになるのではなく、定期的に外との関りを持てるような生活を心がけるといいでしょう。
脳卒中に対応している施設を探す際には、リハビリサービスの充実度が重要になります。
というのも、脳卒中後には、身体の麻痺や嚥下機能の低下などの後遺症が残るケースがありますが、継続的にリハビリを行い運動機能を活用してあげることで、症状が回復する可能性があるためです。
運動機能の回復という観点から重要になるリハビリサービスですが、充実度を見分けるポイントとしては、理学療法士や作業療法士といった専門家の配置有無が挙げられます。
専門家の配置がなくともリハビリサービスを提供することは可能ですが、介護職員が実施できるリハビリは生活リハビリといった日常生活上の動作を補助する内容のものに限られるため、専門的な内容は期待できません。
一方、専門家の配置がある場合には、特定の機能に関する専門的なリハビリを個別に受けることが可能であるため、症状の回復により効果的と言えるでしょう。
症状の回復を目指す方は、リハビリサービスの充実度を考慮して施設を選ぶといいでしょう。
足立区の老人ホームの相場は以下の通りです。
老人ホームには「公的施設」と「民間施設」との2種類があります。公的施設は所得によって費用が決まります。民間施設では介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など施設種別が分かれており、さらに施設ごとに異なる料金プランが設定されています。
足立区の要介護1以上の方を受け入れている老人ホームは108件あります。
公的施設のひとつである特別養護老人ホームでは「要介護3以上」であることが入居の必須条件となっています。また、民間施設は施設によって必須条件はさまざまです。ケアスル 介護では「自立~要介護5」まで対応できる施設を幅広く掲載しております。
足立区には入居金0円の施設が37件あります。
ちなみに、足立区の入居金0円の施設の月額利用料は平均で20.9万円です。入居金が不要なプランの場合、月額利用料が高くなりやすいため必ず施設ごとのプランで料金を確認してください。
足立区の入居一時金0円の老人ホーム一覧を見る足立区にはアルツハイマー型認知症対応可の老人ホームが79件あります。詳しい料金や条件は施設ごとの詳細をご確認ください。
足立区のアルツハイマー型認知症対応可の老人ホーム一覧をみる事前相談から入居まで、親身にサポートします。
ご家族含めて納得できる施設に出会えるよう、お手伝いさせて頂きます。