特定施設入居者生活介護(以下特定施設)にまつわる質問について回答します。
特定施設入居者生活介護にはどんな設備がある?
特定施設の設置基準として、原則入居者の居室が個室であることが挙げられます。
特定施設では入居者が排せつや入浴の介助を受けられる他にも、リハビリテーションなどの機能訓練を受けるための設備が整っています。また介護を行うために適切な広さや、車いすでも移動できる構造を有しているといった特徴もあります。
個室には2人部屋を用意している施設もあります。お互いの介護度に差がないようであれば、同じ居室で夫婦水入らずの生活を送ることができます。
特定施設入居者生活介護ではどんなサービスが受けられる?
特定施設には計画作成担当者(ケアマネジャー)が常駐しているため、入居後に介護状況に合わせてケアプランを作成してもらうことが可能です。
施設内で介護サービス計画書を作成してもらえるため、入居者にとって最適な身体介護や生活支援、リハビリテーションを受けることができます。
なお、実際に提供するサービスや運営基準は、各施設の重要事項説明書に記載されています。自治体によっては重要事項説明書をホームページで確認できるため、気になる方は一度調べてみましょう。
参照:厚生労働省 「介護保険施設等運営指導マニュアルについて 確認項目及び確認文書」