東京都の介護施設の状況
入居時の一時金の平均値は771.2万円、月額料金の平均値は29.8万円となっており、非常に高いエリアに該当します。
新規の入居施設も増えてきており、2021年には38施設、2022年には12施設の新たな介護施設が誕生しています。
掲載されている施設数では、グループホームが多く、ついで介護付き有料老人ホーム、特別養護老人ホームの順となっています。
入居時の一時金の平均値は771.2万円、月額料金の平均値は29.8万円となっており、非常に高いエリアに該当します。
新規の入居施設も増えてきており、2021年には38施設、2022年には12施設の新たな介護施設が誕生しています。
掲載されている施設数では、グループホームが多く、ついで介護付き有料老人ホーム、特別養護老人ホームの順となっています。
介護付き有料老人ホームとは、24時間介護スタッフが常駐し食事や入浴、排せつなどの生活介助サービスから掃除や洗濯などの身の回りの世話まで行ってくれる介護施設です。民間企業が運営しているため、入居条件、設備やサービス内容、レクリエーションまでバリエーションが豊富であることが特徴です。
また、介護保険制度上の「特定施設(特定施設入居者生活介護)」の指定(認定)を都道府県または各市区町村から受けていいるのも特徴です。特定施設の指定を行政から受けるには、運営・設備・人員といった基準を合格しなければいけません。
特定施設の認定を受けていると、介護保険制度を利用して生活に必要な介護サービスを受けることが出来るので毎月定額で利用でき、外部の事業者と「利用する介護サービスだけ契約」という手間がかかりません。
介護付き有料老人ホームの費用はおおよそ、月額10~30万円ほどが相場となります。
入居一時金は、施設によって金額がかなり異なります。入居一時金を設定していない施設もあれば、数百・数千万円ほどの価格を設定しているところもあるため、施設ごとに確認するようにしましょう。
月額費用としては、居住費、管理費・水道光熱費、食費、施設介護サービス費用が主な費用として掛かります。
介護付き有料老人ホームには厳密に言うと、「介護専用型」「混合型」「一般型(自立型)」の3種類ありますが、原則としてすべての施設で65歳以上の高齢者が入居の対象となります。
介護型は要介護1以上の認定を受けている方、混合型は自立の方から要介護の認定を受けている方まで入居できるので介護度が異なる夫婦でも入居できるのが特徴です。
また、寝たきりの方であっても看取り対応をしている施設もあるので、自立した生活ができない方でも入居できる施設が多くあることが特徴と言えるでしょう。
結核とは、結核菌という細菌が原因で起こる感染症を言い、日本では結核の約8割は肺で発症します。
初期段階は炎症から始まるため症状は風邪に似ており、咳や痰、発熱などの症状が長く続きますが、悪化すると身体の怠さや息切れ、血の混じった痰が出ることがあり、喀血や呼吸困難で死に至るケースも見られます。
肺以外での部位での発症した場合は症状が異なり、胸膜では胸痛、髄膜では頭痛・吐き気・嘔吐、腸では下痢や軟便といった症状が見られることがあります。
結核は感染症であることから、結核患者からの飛沫などで結核菌を吸い込んだ際に感染する恐れがありますが、多くの場合は身体の抵抗力によって追い出されるか、免疫細胞によって処理されます。
ですが、加齢により免疫力が低下している高齢者が感染した場合は、体内で菌を処理する機能が衰えていることから発病リスクが高いとされており、実際に結核患者の6割を65歳以上の高齢者が占めています。
出典:結核予防会結核研究所「結核の基礎知識」
出典:結核予防会結核研究所「高齢者・介護職員対象の結核ハンドブック」
結核の方を介護する際には、介護者が結核に感染・発病しないように気を付ける必要があります。
結核という病気は、主に肺に関する症状が主であるため、結核であることが原因で特殊な介護が必要になることはありません。ただし、結核は感染症であり、日々の介護が原因で介護者に感染するリスクがあるため、感染に対しては最新の注意を払う必要があります。
例えば、結核患者に咳の症状が見られる場合には、患者と介護者ともにマスクをすることで飛沫感染を予防することで、感染リスクを下げることが可能です。なお、結核の場合は通常のサージカルマスクでは効果がないため、n95マスクを使用する必要があります。
また、結核患者が使用した部屋や物品については消毒まで行う必要はなく、通常の掃除や洗濯、食器洗いで十分であるとされていますが、部屋は可能であれば2か所の窓を開けた換気をする、ティッシュはゴミ袋に密封するしてゴミに出すなど、感染を防ぐためには細やかな対応が必要になります。
出典:結核予防会結核研究所「在宅高齢者への結核対応 ポイント&事例集」
結核に対応している施設を探す際には、施設の医療体制について確認するといいでしょう。
一般的に、感染症に罹患している方は、他の入居者や施設職員への感染リスクを伴うため入居できないとされていますが、結核の場合は、感染していても症状が見られないケースでは他者への感染リスクがないため、入居できる可能性があります。
結核による排菌を止めるには、内服治療が重要であるため、医師から処方された薬を正しく服用する必要がありますが、高齢者の方の場合は、身体機能や認知機能の低下から正しく服薬できないこともあり、そのような場合には再度排菌が確認されることもあります。
そのような事態を防ぐためにも、施設職員による服薬管理が重要であり、介護職員よりも看護師の方が多くの対応を取れることから、看護師の常駐がある施設が安心と言えるでしょう。
出典:結核予防会結核研究所「高齢者・介護職員対象の結核ハンドブック」
東京都の介護付き有料老人ホームの相場は以下の通りです。
老人ホームには「公的施設」と「民間施設」との2種類があります。公的施設は所得によって費用が決まります。民間施設では介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など施設種別が分かれており、さらに施設ごとに異なる料金プランが設定されています。
東京都の要介護1以上の方を受け入れている老人ホームは1918件あります。
公的施設のひとつである特別養護老人ホームでは「要介護3以上」であることが入居の必須条件となっています。また、民間施設は施設によって必須条件はさまざまです。ケアスル 介護では「自立~要介護5」まで対応できる施設を幅広く掲載しております。
東京都には入居金0円の施設が671件あります。
ちなみに、東京都の入居金0円の施設の月額利用料は平均で31.6万円です。入居金が不要なプランの場合、月額利用料が高くなりやすいため必ず施設ごとのプランで料金を確認してください。
東京都の入居一時金0円の老人ホーム一覧を見る東京都にはアルツハイマー型認知症対応可の老人ホームが1346件あります。詳しい料金や条件は施設ごとの詳細をご確認ください。
東京都のアルツハイマー型認知症対応可の老人ホーム一覧をみる事前相談から入居まで、親身にサポートします。
ご家族含めて納得できる施設に出会えるよう、お手伝いさせて頂きます。