入浴が週3回以上の施設にまつわる質問について回答します。
老人ホームでは入浴介助も行ってもらえますか?
老人ホームでは入浴介助を行っているため、身体が不自由な方でも安心して入浴できるようサポートしてもらうことが可能です。
施設によっては機械浴(座ったまま浴槽に入れるチェアー浴や横になったまま入れるストレッチャー浴など)を導入しているところもあり、介護度が上昇しても入浴しやすい設備が整っているところもあります。
施設によっては個浴や大浴場、機械浴など設備が異なるため、入居者の身体状況や希望に沿って施設を選びましょう。
入浴回数が多いことのメリットとは?
千葉大学が行った追跡調査によると、入浴頻度が週7日以上の高齢者は、週2回以下の高齢者に比べて、要介護リスクが約30%低いことが分かっています。
入浴に伴う一連の動作や水圧、血行促進といった刺激は運動効果が得られることから、要介護認定のリスクが減少する可能性があります。
なお、施設によっては居室にお風呂が備え付けられているところもあるため、入浴に介助を必要としていないのであれば、風呂付き居室のある施設から探すのも検討しましょう。
参照:千葉大学「お風呂の習慣で要介護認定が3割減」