大分県の介護施設の状況
入居時の一時金の平均値は7.4万円、月額料金の平均値は11万円となっており、かなり安いエリアに該当します。
新規の入居施設も増えてきており、2021年には5施設、2022年には1施設の新たな介護施設が誕生しています。
掲載されている施設数では、住宅型有料老人ホームが多く、ついでグループホーム、特別養護老人ホームの順となっています。
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入居時の一時金の平均値は7.4万円、月額料金の平均値は11万円となっており、かなり安いエリアに該当します。
新規の入居施設も増えてきており、2021年には5施設、2022年には1施設の新たな介護施設が誕生しています。
掲載されている施設数では、住宅型有料老人ホームが多く、ついでグループホーム、特別養護老人ホームの順となっています。
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中央値 | 平均値 | |||
---|---|---|---|---|
入居金 | 月額費用 | 入居金 | 月額費用 | |
大分市 | 0万円 | 9.6万円 | 13.9万円 | 12.1万円 |
別府市 | 0万円 | 11万円 | 7.1万円 | 12.1万円 |
中津市 | 0万円 | 8.7万円 | 2万円 | 9.6万円 |
日田市 | 10万円 | 10.5万円 | 7.8万円 | 11.6万円 |
佐伯市 | 0万円 | 8.9万円 | 0万円 | 9.3万円 |
臼杵市 | 10万円 | 9.3万円 | 7.4万円 | 9.0万円 |
津久見市 | 0万円 | 8.8万円 | 3.7万円 | 9.2万円 |
竹田市 | 5.4万円 | 8.2万円 | 5.4万円 | 8.2万円 |
宇佐市 | 0万円 | 8.6万円 | 2.2万円 | 9.6万円 |
豊後大野市 | 0万円 | 7.9万円 | 0万円 | 7.9万円 |
由布市 | 0万円 | 7.5万円 | 0万円 | 6.7万円 |
国東市 | 0万円 | 8万円 | 2万円 | 8.4万円 |
速見郡日出町 | 0万円 | 11.4万円 | 0万円 | 10.9万円 |
玖珠郡九重町 | 0万円 | 7.7万円 | 0万円 | 7.7万円 |
中央値 | 平均値 | |||
---|---|---|---|---|
入居金 | 月額費用 | 入居金 | 月額費用 | |
介護付き有料老人ホーム | 13.5万円 | 14.8万円 | 47.1万円 | 16万円 |
住宅型有料老人ホーム | 0万円 | 8.9万円 | 1.4万円 | 10.6万円 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 0万円 | 9万円 | 3.9万円 | 11.4万円 |
グループホーム | 0万円 | 9.0万円 | 2.5万円 | 9.4万円 |
大分県の高齢者対策については、以下の3つのポイントが挙げられます。
介護を要することとなった高齢者が住み慣れた自宅や地域で暮らしていけるよう、要介護者本人や家族を支える居宅サービスの充実を強化しています。また、それに伴う介護人材の確保・育成にも力を入れており、介護ロボットの導入による介護職員の身体的負担の軽減や、ICTを活用した業務の効率化、「オープンおおいたプロジェクト」により介護の魅力を幅広い世代に発信しています。
大分県の平均寿命は全国上位の定着が図られており、今後も延伸する見込みであることから、健康寿命をさらに延伸するために、県民自ら生活習慣病や発症予防・重症化予防のための行動を実行に移し、社会全体で県民の健康を守り支えるための環境づくりを強化しています。具体的には、生活習慣病の重症化予防に向けた個別支援の強化や、幅広い医療専門職や多様な機関と連携した住民主体の介護予防活動が推進されています。
参考:「おおいた高齢者いきいきプラン8期」
少子高齢化が進展する中で、高齢者がスポーツや芸術・文化活動などを通じて生きがいを持って暮らすとともに、大分県では、その豊かな知識や経験を生かしてボランティア活動などに積極的に参画することにより、地域社会の担い手となることを目指しています。具体的には、老人クラブ活動など地域活動への参加推進や高齢者の再就職支援・就業環境の整備などを行っています。
参考:「おおいた高齢者いきいきプラン8期」
大分県では、認知症についての県民の理解を深め、早期の相談・医療受信等を推進するため、認知症に関する相談窓口や医療提供体制に関する情報等についてを発信する「おおいた認知症情報サイトおれんじ」を開設しています。また、地域の介護予防教室やサロンにおける認知症予防プログラムの活用や、物忘れ・認知症相談医として活動する大分オレンジドクターによる健康相談窓口を開設し、認知し機能の低下を抑制する取り組みを推進しています。
参考:「第5章 認知症施策等の推進」
県内では、高齢者を含む地域住民による支えあいの仕組みづくりが各地で構築されており、掃除や洗濯、ゴミ出しなどの「家事援助」や、通院や買い物の付き添いなどの「外出援助」、話し相手や見守り活動が行われています。中津市では、平成7年から「住民参加型有償サービス」を開始し、いまでは多くの地区で活動が展開されています。平成27年からは、市に生活支援コーディネーターが配置され、暮らしやすい地域づくりが推進されています。
大分県では、高齢者を中心とした健康と福祉の祭典である「豊の国ねんりんピック」を開催しています。県は、豊の国ねんりんピックに加え、子供から高齢者まで誰もが気軽に参加できる「県民すこやかスポーツ祭」などへの積極的な促し、世代を超えた交流を図っています。スポーツや短歌・俳句・川柳などの祭典として年間5000人以上の参加者を超える人気イベントへ確立させました。
介護付き有料老人ホームとは、24時間介護スタッフが常駐し食事や入浴、排せつなどの生活介助サービスから掃除や洗濯などの身の回りの世話まで行ってくれる介護施設です。民間企業が運営しているため、入居条件、設備やサービス内容、レクリエーションまでバリエーションが豊富であることが特徴です。
また、介護保険制度上の「特定施設(特定施設入居者生活介護)」の指定(認定)を都道府県または各市区町村から受けていいるのも特徴です。特定施設の指定を行政から受けるには、運営・設備・人員といった基準を合格しなければいけません。
特定施設の認定を受けていると、介護保険制度を利用して生活に必要な介護サービスを受けることが出来るので毎月定額で利用でき、外部の事業者と「利用する介護サービスだけ契約」という手間がかかりません。
介護付き有料老人ホームの費用はおおよそ、月額10~30万円ほどが相場となります。
入居一時金は、施設によって金額がかなり異なります。入居一時金を設定していない施設もあれば、数百・数千万円ほどの価格を設定しているところもあるため、施設ごとに確認するようにしましょう。
月額費用としては、居住費、管理費・水道光熱費、食費、施設介護サービス費用が主な費用として掛かります。
介護付き有料老人ホームには厳密に言うと、「介護専用型」「混合型」「一般型(自立型)」の3種類ありますが、原則としてすべての施設で65歳以上の高齢者が入居の対象となります。
介護型は要介護1以上の認定を受けている方、混合型は自立の方から要介護の認定を受けている方まで入居できるので介護度が異なる夫婦でも入居できるのが特徴です。
また、寝たきりの方であっても看取り対応をしている施設もあるので、自立した生活ができない方でも入居できる施設が多くあることが特徴と言えるでしょう。
事前相談から入居まで、親身にサポートします。
ご家族含めて納得できる施設に出会えるよう、お手伝いさせて頂きます。