佐賀県の介護施設の状況
入居時の一時金の平均値は1.1万円、月額料金の平均値は10.2万円となっており、かなり安いエリアに該当します。
新規の入居施設も増えてきており、2021年には7施設の新たな介護施設が誕生しています。
掲載されている施設数では、住宅型有料老人ホームが多く、ついでグループホーム、特別養護老人ホームの順となっています。
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入居時の一時金の平均値は1.1万円、月額料金の平均値は10.2万円となっており、かなり安いエリアに該当します。
新規の入居施設も増えてきており、2021年には7施設の新たな介護施設が誕生しています。
掲載されている施設数では、住宅型有料老人ホームが多く、ついでグループホーム、特別養護老人ホームの順となっています。
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中央値 | 平均値 | |||
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入居金 | 月額費用 | 入居金 | 月額費用 | |
佐賀市 | 0万円 | 9.7万円 | 1.2万円 | 10.8万円 |
唐津市 | 0万円 | 8.2万円 | 0.3万円 | 6.9万円 |
鳥栖市 | 0万円 | 9.2万円 | 1.9万円 | 9.4万円 |
多久市 | 0万円 | 9.8万円 | 0万円 | 9.8万円 |
伊万里市 | 0.6万円 | 7.9万円 | 3.5万円 | 8.8万円 |
武雄市 | 0万円 | 7.5万円 | 0万円 | 11.7万円 |
鹿島市 | 0万円 | 13.4万円 | 0万円 | 13.4万円 |
小城市 | 0万円 | 9.6万円 | 0万円 | 10.2万円 |
嬉野市 | 0万円 | 13.4万円 | 0万円 | 15.2万円 |
神埼市 | 0万円 | 10.3万円 | 0万円 | 9.8万円 |
三養基郡基山町 | 0万円 | 10.1万円 | 9.6万円 | 13.3万円 |
三養基郡上峰町 | 0万円 | 10.1万円 | 0万円 | 10.1万円 |
三養基郡みやき町 | 20万円 | 13.5万円 | 20万円 | 13.5万円 |
藤津郡太良町 | 0万円 | 7.9万円 | 0万円 | 7.9万円 |
中央値 | 平均値 | |||
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入居金 | 月額費用 | 入居金 | 月額費用 | |
介護付き有料老人ホーム | 0万円 | 12.2万円 | 8.3万円 | 12.9万円 |
住宅型有料老人ホーム | 0万円 | 9.8万円 | 0.4万円 | 10.4万円 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 1.4万円 | 11.6万円 | 2.3万円 | 11.7万円 |
グループホーム | 0万円 | 8.5万円 | 1.4万円 | 8.4万円 |
佐賀県の高齢者対策については、以下の3つのポイントが挙げられます。
本政策は、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられることができるような環境づくりを目的とした政策です。
認知症になっても暮らし続けられる地域であるためには、地域における認知症に対する理解を深め、認知症の人とその家族を見守り、支援する必要があります。
そのために、認知症の人を見守り、支援する「認知症サポーター」と、その講師役となる「キャラバン・メイト」を養成し、地域に認知症を正しく理解した住民を増やしていく考えです。
また、認知症ハンドブックの発行や、認知症本人の立場から普及・啓発に取り組むに認知症本人大使を任命し、その協力のもと、県民の認知症の正しい理解を深める情報発信の強化に取り組みます。
出典:佐賀県「第8期さがゴールドプラン21」
本政策は、自宅や介護施設での看取り率の上昇を目的とした政策です。
佐賀県では、全国と比較し、自宅や介護施設における看取り率が低い傾向にあり、看取りが可能な体制が整っていないことが伺えます。
このような、自宅や介護施設における看取り率の低さを改善すべく、介護職員やかかりつけ医等を対象とした看取りに関する研修会を実施することで、在宅・介護施設での看取りが可能な体制の構築を促進します。
また、併せて県民に対する啓発を行うことで、在宅や介護施設での看取りを促進する考えです。
出典:佐賀県「第8期さがゴールドプラン21」
本政策は、介護人材の不足の解消を目的とした政策です。
佐賀県では、2025年度には1,147人の介護職員が不足、2040年度には4,769人の介護職員が不足することが見込まれており、高齢者の増加と生産人口の減少が進む中、介護人材の安定的な確保への取り組みが必要な状況です。
そのため、介護の魅力を発信する場の整備や介護事業所の情報発信を促進することで、介護に対するイメージの改善や介護そのものの周知を図ります。
また、将来の担い手となる学生等の若年層に向けた取り組みとして、福祉系高校に通う学生への支援などに着手し、介護業界の裾野拡大に努めます。
出典:佐賀県「第8期さがゴールドプラン21」
佐賀県では、高齢者のフレイルや介護状態への進行を予防するため、元気アップ教室を開催しています。
フレイルとは、加齢に伴う筋力や認知機能の低下によって、要介護状態になる危険性が高くなった状態のことを指します。
このような、フレイルや介護状態への進行を予防するべく、筋力強化に効果がある体操や自宅で取り組める運動の指導、相談、脳トレなどを行う元気アップ教室を開催しています。
基本的には、椅子を使いゆっくり行う運動であるため、身体的負担も大きくなく、無理なく継続していくことが可能です。
また、この元気アップ教室は送迎付きであるため、高齢者の方でも参加しやすい活動になっているため、多くの高齢者の参加を見込めます。
佐賀県では、高齢者の生活支援・介護予防サービスの体制整備を目的とし、「生活支援コーディネーター」を配置しています。
生活支援コーディネーターとは、高齢者やその家族が暮らしやすい環境を実現するために、地域におけるサービスの提供体制の構築を手伝う職種です。
生活支援コーディネーターを配置することで、地域での課題を発見し、課題解決に効果的である生活支援・介護予防サービスの在り方を模索しながら、サービス提供体制の構築を図ります。
また、地域のソーシャルワーカーと連携を深め、地域資源・人材の発掘をともに担う役割も持っています。
佐賀県では、認知症カフェの開設や運営に関する支援を行っています。
認知症カフェとは、認知症の方やその家族、地域住民、介護職員など、認知症の方をはじめ、誰でも集まることができ、会話や情報交換などを気軽に楽しむことができる場所です。
認知症本人にとっては、交流の場や心理的な安定などの意義を持ち、家族の方にとっては、情報交換や負担軽減などの意義を持っており、大切な役割を担っている場所であることが分かります。
佐賀県では、認知症カフェの開設や運営に関して、助言や関係機関との連携、広報などを行うことで、より円滑な開設や運営が行えるよう支援しています。
介護付き有料老人ホームとは、24時間介護スタッフが常駐し食事や入浴、排せつなどの生活介助サービスから掃除や洗濯などの身の回りの世話まで行ってくれる介護施設です。民間企業が運営しているため、入居条件、設備やサービス内容、レクリエーションまでバリエーションが豊富であることが特徴です。
また、介護保険制度上の「特定施設(特定施設入居者生活介護)」の指定(認定)を都道府県または各市区町村から受けていいるのも特徴です。特定施設の指定を行政から受けるには、運営・設備・人員といった基準を合格しなければいけません。
特定施設の認定を受けていると、介護保険制度を利用して生活に必要な介護サービスを受けることが出来るので毎月定額で利用でき、外部の事業者と「利用する介護サービスだけ契約」という手間がかかりません。
介護付き有料老人ホームの費用はおおよそ、月額10~30万円ほどが相場となります。
入居一時金は、施設によって金額がかなり異なります。入居一時金を設定していない施設もあれば、数百・数千万円ほどの価格を設定しているところもあるため、施設ごとに確認するようにしましょう。
月額費用としては、居住費、管理費・水道光熱費、食費、施設介護サービス費用が主な費用として掛かります。
介護付き有料老人ホームには厳密に言うと、「介護専用型」「混合型」「一般型(自立型)」の3種類ありますが、原則としてすべての施設で65歳以上の高齢者が入居の対象となります。
介護型は要介護1以上の認定を受けている方、混合型は自立の方から要介護の認定を受けている方まで入居できるので介護度が異なる夫婦でも入居できるのが特徴です。
また、寝たきりの方であっても看取り対応をしている施設もあるので、自立した生活ができない方でも入居できる施設が多くあることが特徴と言えるでしょう。
事前相談から入居まで、親身にサポートします。
ご家族含めて納得できる施設に出会えるよう、お手伝いさせて頂きます。