鳥取県の介護施設の状況
入居時の一時金の平均値は2.9万円、月額料金の平均値は11.7万円となっており、かなり安いエリアに該当します。
掲載されている施設数では、グループホームが多く、ついでサービス付き高齢者向け住宅、特別養護老人ホームの順となっています。
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入居時の一時金の平均値は2.9万円、月額料金の平均値は11.7万円となっており、かなり安いエリアに該当します。
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中央値 | 平均値 | |||
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入居金 | 月額費用 | 入居金 | 月額費用 | |
介護付き有料老人ホーム | 10.8万円 | 14.8万円 | 31.7万円 | 17.3万円 |
住宅型有料老人ホーム | 5.1万円 | 10.3万円 | 4.9万円 | 10万円 |
サービス付き高齢者向け住宅 | 0万円 | 13.2万円 | 5.3万円 | 17万円 |
グループホーム | 0万円 | 8.1万円 | 0.4万円 | 8.6万円 |
特別養護老人ホーム | 0万円 | 5.9万円 | 0万円 | 5.5万円 |
鳥取県の高齢者対策については、以下の3つのポイントが挙げられます。
鳥取県では、介護が必要になっても住み慣れた地域で暮ら続けられることができるよう、地域における介護予防の推進や、在宅医療・介護の連携体制を整備しています。具体的には、介護や医療に係る専門職の方々に対し、県と鳥取大学が共同でアンケート調査を行い、連携体制に関する課題の把握と今後の取り組みを協議しました。既に在宅医療・介護の連携取り組みが進められている日南町や岩美町などをモデルケースに、各市町村で普及・定着を目指しています。
鳥取県では、「鳥取県健康づくり文化創造プラン」に基づき、2023年内に健康寿命・平均寿命ともに全国順位10位以内を目指しています。具体的な取り組みとして、ウォーキングなどの健康づくりを継続することでポイントがもらえる「とっとり健康ポイント事業」や、商工会議所や地元メディア等が連携し、健康づくりの普及活動やイベントを開催しています。他にも、鳥取県が発祥の地であるグランドゴルフを活用し、健康の維持や介護予防を促しています。さらに、シルバー人材の掘り起こし・登用を後押しする「とっとりいきいきシニアバンク『生涯現役』」を運営し、高齢者の生きがいづくりを促進しています。
鳥取県では、認知症の高齢者でも自分らしく暮らし続けられる地域づくりを推進すべく、認知症の人を支える側のみならず、認知症本人の視点を重視する「本人ミーティング」に取り組んでいます。認知症の本人による声の発信や交流できる場づくりなど、認知症の方が自らの声を発信する機会の拡大を図っています。また、認知症の方を支える人たちへの情報提供や、徘徊などの見守り体制の強化もしており、自治体や医療機関、地域住民が協力し合って認知症の人でも住みやすい地域づくりを促進しています。
日南町では、市内の病院や地域包括支援センターが協働となって、「薬がきちんと飲めず、健康管理ができにくい」「食生活が不規則になりがち」などの高齢者の生活課題の把握と、医療・介護が連携する課題解決に取り組みました。具体的には服薬支援グッズの紹介や出前授業、移動販売車による食生活の支援などを行っています。また、地域支え愛ネットワーク活動として、災害を見越して介助希望をまとめた支え愛マップ作りや、認知症になっても安心して暮らせる地域を考えるシンポジウムを開催しました。
倉吉市の中山間地では、買い物に困っている高齢者への支援として、市内の社会福祉法人が週2回、中山間地への移動販売を行っています。元々は公民館へ移動販売を行っていましたが、自治体の希望もあり、買い物支援が必要とされている地域に訪問を行っています。昼間はデイサービスに通っている住民も多いため、デイサービスにも移動販売を行ったり、地域包括支援センターと連携を取ったりと、地域の見守り活動にもつながっています。
東伯郡琴浦町では琴の浦高等特別支援学校の生徒と、高齢者支援を行う施設職員が連携して認知症カフェ「ことカフェ」を開催しています。月に1度、地元のグループホームに出張カフェとして出店してもらい、入居者や地域住民の交流の場としてにぎわっています。また、認知症の方と直接ふれあうことにより、認知症や障害者の理解を図っています。さらに、地域のボランティアの方々から琴浦体操(認知症予防体操)を指導してもらうことで、楽しみながら認知症予防に取り組んでいます。
介護付き有料老人ホームとは、24時間介護スタッフが常駐し食事や入浴、排せつなどの生活介助サービスから掃除や洗濯などの身の回りの世話まで行ってくれる介護施設です。民間企業が運営しているため、入居条件、設備やサービス内容、レクリエーションまでバリエーションが豊富であることが特徴です。
また、介護保険制度上の「特定施設(特定施設入居者生活介護)」の指定(認定)を都道府県または各市区町村から受けていいるのも特徴です。特定施設の指定を行政から受けるには、運営・設備・人員といった基準を合格しなければいけません。
特定施設の認定を受けていると、介護保険制度を利用して生活に必要な介護サービスを受けることが出来るので毎月定額で利用でき、外部の事業者と「利用する介護サービスだけ契約」という手間がかかりません。
介護付き有料老人ホームの費用はおおよそ、月額10~30万円ほどが相場となります。
入居一時金は、施設によって金額がかなり異なります。入居一時金を設定していない施設もあれば、数百・数千万円ほどの価格を設定しているところもあるため、施設ごとに確認するようにしましょう。
月額費用としては、居住費、管理費・水道光熱費、食費、施設介護サービス費用が主な費用として掛かります。
介護付き有料老人ホームには厳密に言うと、「介護専用型」「混合型」「一般型(自立型)」の3種類ありますが、原則としてすべての施設で65歳以上の高齢者が入居の対象となります。
介護型は要介護1以上の認定を受けている方、混合型は自立の方から要介護の認定を受けている方まで入居できるので介護度が異なる夫婦でも入居できるのが特徴です。
また、寝たきりの方であっても看取り対応をしている施設もあるので、自立した生活ができない方でも入居できる施設が多くあることが特徴と言えるでしょう。
事前相談から入居まで、親身にサポートします。
ご家族含めて納得できる施設に出会えるよう、お手伝いさせて頂きます。