特養にはどのような種類がある?各種類の特徴を解説!

特養にはどのような種類がある?各種類の特徴を解説!

介護施設への入居を検討している方の中には、特別養護老人ホーム(以下、特養)を選択肢として考えている方も多いのではないでしょうか?

一方で、「特養は全部同じ施設だと思っていたから、具体的にどのような種類の施設があるのかわからない」「自分がどのような種類の特養に入ればいいのかわからない」と思っている方も少なくないでしょう。

本記事では、そのような方に向けて、特養にはどのような種類があるのかご紹介します。

加えて、施設種別にどのような特徴があるのかについても解説していきます。

「特養にはどのような種類があるのか知りたい」「自分がどのような種類の特養に入るべきかの目途を立て、入居施設を検討する際の参考にしたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

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特養にはどのような種類がある?

特養には、以下の3つの種類があります。

  1. 広域型特養
  2. 地域密着型特養(さらにサテライト型と単独型に分かれる)
  3. 地域サポート型特養

特養の種類が異なれば、特徴、入居条件、サービス、定員なども異なります。

施設種別ごとの違いを以下の一覧表にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

特徴 入居条件 サービス 定員
広域型 居住地の指定がない。

早めに入居ができる可能性大。

居住地の指定なし 食事・入浴・排泄の介助、生活支援、機能訓練、レクリエーションなど 30人以上
地域密着型
(サテライト型)
近隣に本体施設あり。

人員基準や設置基準が緩和されている。

施設がある市区町村に住民票がある 29人以下
地域密着型
(単独型)
本体施設がない。

少人数でアットホーム。

地域サポート型 在宅で過ごす高齢者へのサービス提供。 在宅介護で生活している高齢者 24時間の見守り・巡回

※スマートフォンから閲覧されている場合、右にスワイプが可能です

では次に、施設種別にどのような特徴があるのか見ていきましょう。

特養の種類①:広域型特養

広域型特養の最大の特徴は、入居条件として居住地の指定がないことです。

つまり、広域型特養は、住んでいる場所にかかわらず、どの地域からでも申し込みが可能なのです。

そのため、住む地域にこだわりのない方にとっては、入居候補となる施設を広く検討することができ、早めに入居できる可能性もあります

また、「広域型特養への入居を検討してみたい」と思った方は、ケアスル介護で相談してみることがおすすめです。

ケアスル介護では、施設の見学予約から日程調整まで無料で代行いたします

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特養の種類②:地域密着型特養

地域密着型特養の最大の特徴は、入居者が可能な限り自立した生活を送れるよう、少人数制(定員が29名以下)を採用していることです。

そのため、慣れた地域で暮らしながら、家庭的な雰囲気で生活でき、この点が地域密着型特養の大きな魅力にもなっているのです。

また、地域密着型特養は、施設規模や人員基準などの観点から、さらに「サテライト型」と「単独型」に分類することができます。

地域密着型特養の種類①:サテライト型

サテライト型は、本体施設と連携を取りながら、原則20分以内の地域で運営される施設で、運営主体は同法人でなければいけません。

また、高齢者が長年住み慣れた地域から離れずに、生活する機会を提供する目的で設置された施設です。

本体施設とスムーズに連携できれば、医師・介護支援専門員などスタッフを配置する必要がないなど、人員基準や設置基準が緩和されている点が大きな特徴です。

地域密着型特養の種類①:単独型

単独型は、本体施設がなく、小規模で温かい雰囲気の施設です。

入居条件はサテライト型と変わりませんが、共同生活スペースを中心に個室が配置されているユニット型の居室タイプが多いです。

特養の居室タイプは?:特養の居室には、①従来型個室(1人で1部屋を使用する居室)、②多床室(1部屋に複数のベッドが置かれている居室)、③ユニット型個室(1人1部屋を使用し、生活空間が仕切られている居室)、④ユニット型個室的多床室(多床室を改装・分割して作られた個室)、といった4つのタイプに分かれます。

29名以下と小規模ですが、デイサービスや小規模多機能介護を併設しているところが多く、ショートステイの受け入れをするなど柔軟な運営をしている点が特徴といえるでしょう。

また、ここまでの記事を読んで「地域密着型特養への入居を検討してみたい」と思った方は、ケアスル介護で相談してみることがおすすめです。

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特養の種類③:地域サポート型特養

地域サポート型特養の最大の特徴は、在宅介護生活を送る高齢者向けに24時間の見守りサービスを提供していることです。

そのため、サービス内容には、生活援助員による日中時間帯の訪問のほか、夜間の看護師による相談や、緊急時の対応などがあります。

地域サポート型特養のサービスを利用したい場合は、前もって契約が必要です。

加えて、見守りについては、施設によって対象区域が決まっていることがあるため、事前に確認することが大切です。

また、ここまでの記事を読んで、「地域サポート型特養への利用を検討してみたい」と思った方は、ケアスル介護で相談してみることがおすすめです。

ケアスル介護では、ご相談者様の悩みに真摯に向き合うとともに、入居相談員がその場で条件に合った施設をご紹介します

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まとめ

本記事では、特養にはどのような種類があるのか、また、施設種別にどのような特徴があるのか解説していきました。

特養には、

  1. 広域型特養
  2. 地域密着型特養(さらにサテライト型と単独型に分かれる)
  3. 地域サポート型特養

の3種類があります。

この記事が、あなたがどのような種類の特養に入るべきかの目途を立て、さらなる情報収集を進めるお役に立てていれば幸いです。

特養にはどのような種類がある?

特養には、①広域型特養、②地域密着型特養、③地域サポート型特養、といった3つの種類があります。詳しくはこちらをご覧ください。

広域型特養の最大の特徴は?

広域型特養の最大の特徴は、入居条件として居住地の指定がないことです。詳しくはこちらをご覧ください。

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