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関連情報サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、介護が不要な高齢者または介護度の低い高齢者向けのバリアフリー賃貸住宅です。高齢者が安全に暮らせるようバリアフリー構造になっており、居室にトイレ、キッチン、浴室が付いている物件もあります。サービス内容については、「安否確認」と「生活相談」の2つが一般的となっており、介護サービスや生活支援といった入居者の生活のサポートのようなサービスはない傾向にあります。
また、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)には、介護サービスを必要な分だけ外部の介護事業者と個別契約して受ける「一般型」に加えて、介護スタッフが常駐し施設内で介護を受けられる「介護型」の2種類があります。介護型の場合は、介護付き有料老人ホームなどと同様に厚生労働省が定めている「特定施設」に指定されており24時間体制で介護を受けることが出来ます。
サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の費用は、初期費用として家賃の2~3カ月分の敷金、月額費用として家賃、食費、安否確認・生活相談サービスなどの介護サービス費用が毎月かかります。
初期費用は一般型で約15~30万円、介護型で約15~50万円程度が相場となっており、不動産賃貸でもあるように敷金0円の施設も少なくありません。
月額費用は一般型で約15~30万円、介護型で約15~35万円程度が相場となっており、食費などは自炊することによって節約することが可能となっております。
一般型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居条件は「高齢者住まい法」によって、60歳以上の高齢者又は60歳未満で要支援又は要介護認定を受けた人と定められています。
一方で、介護型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は介護付き有料老人ホームと同様に都道府県から特定施設入居者生活介護の認定を受けているので65歳以上で要介護1の方しか入居することはできません。
リハビリとは、可能な限り自立した生活を送ることができるよう、立ち上がりや歩行といった基本動作や話す・聞くといった身体機能の回復を目指す活動です。
似た意味合いを持つ言葉で機能訓練が挙げられますが、リハビリと機能訓練では、医師の指示のもと行われているかどうかという点で大きく異なります。
機能訓練の場合は、医師の指示が必要なく、機能訓練指導員と呼ばれるスタッフによって行われる一方で、リハビリは医師の指示のもと、理学療法士や作業療法士などの専門家によって行われる活動となります。
つまり、両者を比較すると、リハビリの方がより専門的であると言えるでしょう。
また、リハビリは担当してくれる専門家によって活動の内容が異なり、起きる・立つ・座るといった起居動作や歩行訓練などを行う「理学療法」、着替え・入浴・料理といった作業活動を通じた機能の維持・回復を図る「作業療法」、聞く・話す・飲み込むといった言語や聴力、嚥下に関わる障害の改善を図る「言語療法」の3種類に分かれます。
出典：函館五稜郭病院：「リハビリテーションとは？」
出典：桜十字病院「リハビリテーションの種類」
リハビリをする際には、本人の年齢や体力に見合った計画を立てることが重要です。
というのも、本人のレベルと乖離したリハビリ計画を立ててしまうと、無理なリハビリを行うことになり、継続してリハビリを行うのが難しくなるためです。
高齢者の場合は、運動習慣がない場合も少なくなく、リハビリを行う部位以外の筋力が低下している可能性もあるため、まずは身体を動かす程度のリハビリを行い、体力の維持を目標にしましょう。
いきなり運動らしい運動をするのではなく、家の掃除を運動の一環として行うなど、日々の生活での活動量を増やすだけでも一歩前進と言えます。
まずはこのような軽いリハビリを行い、本人の意欲やリハビリの経過なども踏まえたうえで、徐々にリハビリのレベルを上げていきましょう。
徐々にレベルを上げていくことで、本人も身体状態の回復を実感しやすく、無理なく継続的なリハビリが行えるでしょう。
出典：御所南リハビリテーションクリニック「高齢者のリハビリにおける注意点は？体力の想定、回復状態の把握が大切」
リハビリが受けられる施設を探す際には、専門家の配置があるかどうかを確認するといいでしょう。
リハビリと似た意味合いを持つ言葉として機能訓練というものがありますが、機能訓練の場合は専門家が直接行う活動ではないため、専門家によって行われるリハビリの方がより専門的と言えます。
施設によってはリハビリと機能訓練が混同していることがあり、専門家の配置がなくてもリハビリと記載しているケースも見受けられます。
そのため、より充実したリハビリを受けたい場合には、専門家の配置があるかどうかを確認するべきと言えます。
また、リハビリに関する専門職については、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士と分かれており、それぞれリハビリの内容や維持・回復を目指す機能が異なるため、特定の機能のリハビリが受けたいという場合には、その機能のリハビリに対応している専門家が配置されているかまで確認するといいでしょう。
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